キャリアとは

派遣社員とキャリア

日本は現在、1億3000万人の人口を擁しています。しかし、少子高齢化と人口減少は今や無視できない深刻な問題です。少子化の影響から生産年齢人口(15~64歳)は急激に減少し、それに伴って労働力人口も激減すると予測されています。
日本経済を支えてきた最大の資源は「人材」と言ってもいいでしょう。経済の維持・発展のためには、女性、若年者、高齢者など、働く意欲と能力を持つ人々の労働参加が不可欠です。しかし、従来型の長期雇用・年功制を中心とした雇用システムが、これらの人々の労働参加を阻んできたのも事実です。
子育てや介護との両立、ワークライフバランスの重視など、働くことに対する人々の意識も大きく変化しています。その結果、パート、アルバイト、契約社員、派遣社員など、「働き方の多様化」が進んでいます。
この傾向は今後ますます強まっていくでしょう。派遣会社は、キャリア形成支援を通じて働き方の多様化をバックアップしています。

ライフスタイルに合った働き方のススメ

なぜ「キャリア形成支援」が求められているのでしょうか

「派遣社員の希望を踏まえて、継続的な派遣就労や派遣先での直接雇用・常用雇用への道筋を示しつつ、派遣社員のキャリアパスを考慮に入れた教育訓練や就業経験を支援すること」。日本人材派遣協会では、派遣社員に対するキャリア形成支援をこのように位置づけています。
派遣社員がキャリア形成を通じて希望の職や処遇を得ることは、派遣先企業が望む成果を得ることにもつながります。急激な人口減少を目前に控えた今、働く人一人ひとりの生産性向上は不可欠です。常用雇用者に比べ教育訓練の機会が少ないと言われてきた派遣社員のキャリア形成は、いまや社会的な要請でもあるのです。

ライフスタイルに合った働き方のススメ

「なんとなく派遣を続けてきたけれど、このままでいいのかな・・・」「正社員ってやっぱり負担が大きいの?」?そんなあなたに雇用形態別の「特徴」「メリット」「デメリット」「こんな人に向いている」「仕事探し」「応募~仕事決定までの流れ」 をご紹介

派遣社員が描く<キャリア>とは

派遣社員にもさまざまなキャリアの希望や働き方のイメージがあります。それぞれが希望するキャリアの実現に向けて派遣会社が支援する内容も変わってきます。

 
●スキルを身につけて正社員を目指す
  ⇒正社員観点でのスキル評価、紹介予定派遣への切り替え
●専門業務で幅広い経験を積みスペシャリストを目指す
  ⇒教育訓練でのスキルアップ、スキルアップ可能な派遣先企業への配置
●キャリア中断後の就業再開の場を得たい
  ⇒ブランクを埋めるための教育訓練、短時間勤務など就業再開可能な事業モデルの開発
●ワークライフバランスを重視し、自由度の高い働き方を目指す
  ⇒就業希望に合わせた派遣先企業への配置

派遣社員として就業中の方へのアンケート調査では、4年目以降を考えたとき希望する働き方は、正社員希望が37.2%、派遣社員希望12.9%、限定正社員希望9.2%となっています。一言で「正社員」希望といっても、働き方の希望や条件はさまざまです。

『避けたい働き方を考慮した場合の、働き方の希望(実態)』では、上段図表で「正社員」「無期雇用派遣」を希望すると回答した人の中で、<勤務場所><勤務時間><職種>のいずれかによって正社員打診を断るという人を「実態としての限定正社員希望」とみなして再整理したのが下段の図表です。 4年目以降に希望する働き方では「限定正社員」が41.4%と32.2ポイント増え、「正社員」の8.3%を大きく上回っていることが分かります。

正社員を希望する人の中でも、働く場所や勤務時間、職種など希望する条件があることがわかります。働き方の多様化が進み、 一人ひとりの働き方の希望に応え、その職業能力を高めていくことが、派遣事業者に求められるキャリア形成支援です。

派遣会社が行っているキャリア形成支援事業

キャリアカウンセリング関連事業

就業開始時の基礎的な教育研修、分野別・専門的な教育訓練、「キャリア」に対する意識付け、キャリアコンサルティングの実施、就業マッチングなど。派遣社員のスキルレベルやタイプに合わせ、多様な支援を行っています。日本人材派遣協会では、派遣協会会員企業及び派遣社員が共同で利用可能な「教育研修プログラム」を開発・提供し、キャリア形成支援の基盤づくりを支援しています。いくつか取り組んでいる事業についてご紹介させていただきます。

キャリアカウンセリング・スキルアップセミナー国家資格更新技能講習の開催
○当協会では、平成25年度から継続事業として「キャリアカウンセリング・スキルアップセミナー」を開催してきました。平成28年度より、「キャリアカウンセリング・スキルアップセミナー」の全プログラムが、厚生労働大臣の指定(職業能力開発促進法施行規則第48条の17第1項第1号及び第2号)を受け「国家資格キャリアコンサルタント資格更新講習【技能講習】」となりました。
○平成29年度開催の「キャリアカウンセリング・スキルアップセミナー」の全プログラムは、「国家資格キャリアコンサルタント資格更新講習【技能講習】」として開催いたします。
※国家資格キャリアコンサルタント及び資格更新要件に関しては、以下の厚生労働省及びキャリアコンサルティング協議会のHPをご参照ください。
◇厚生労働省 : http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000104890.html
◇キャリアコンサルティング協議会 : http://careerconsultant.mhlw.go.jp/p/update.html

□■『国家資格キャリアコンサルタント更新講習【技能講習】』■□
派遣社員のキャリア形成支援に取り組む会員各社にカウンセリング・コーチングのベーシックスキルを提供するセミナーを日本全国で開催。派遣業界従事者のみならず、広く、派遣社員のキャリア形成支援を促進するキャリアコンサルタントの技能向上に役立てていただける内容です。
技能講習名・内容 内容 申込

キャリアカウンセリング・スキルアップセミナー
(関係構築力習得編)

複数事例を基に、派遣社員との「関係構築法」を理解するための実習(ロールプレイング)を行います。派遣業界従事者のみならず広くキャリア形成支援を促進するキャリアコンサルタントの技能の維持向上に資する内容です。なお、セミナー内で使用する事例は平成28年度以降のものと若干異なります。

<プログラム>
①派遣社員のキャリア形成支援について
②カウンセリングとコーチングプロセスの概要
③ケース別対応
<時間>
10:00~17:00(計6時間)
<受講料>
当協会会員:無料
非会員:13,889円(非課税)
  詳細

キャリアカウンセリング・スキルアップセミナー
(関係構築力実践編)

キャリアビジョンの描き方、キャリアカウンセリングのプロセス等、関係構築法の実践に欠かせないポイントを確認しながら実習(ロールプレイング)を行います。派遣業界従事者のみならず広くキャリア形成支援を促進するキャリアコンサルタントの技能の維持向上に資する内容です。なお、セミナー内で使用する事例は平成28年度以降のものと若干異なります。

<プログラム>
①キャリアの考え方~支援のポイント~
②派遣社員のキャリア相談の実際
③ケース別対応
<時間>
10:00~17:00(計6時間)
<受講料>
当協会会員:無料
非会員:13,889円(非課税)
  詳細

キャリアカウンセリング・スキルアップセミナー
(ヒューマンスキル向上支援編)

面談やフォロー時も含むキャリアカウンセリングの際に活用できる自己理解の手法とモチベーションの維持につながる3つのポイントをグループワークとロールプレイングを通じて学びます。派遣業界従事者のみならず広くキャリア形成支援を促進するキャリアコンサルタントの技能の維持向上に資する内容です。なお、セミナー内で使用する事例は平成28年度以降のものと若干異なります。

<プログラム>
①キャリアカウンセリング(面談やフォローも含む)時に活用できる自己理解の手法
②人間関係を良好に保ち、モチベーションの維持につながる3つのポイント
<時間>
13:00~17:00(計4時間)
<受講料>
当協会会員:無料
非会員:13,889円(非課税)
  詳細

会員会社向けキャリア形成支援専用WEBサイトの創設

協会では、2012年度より「派遣社員」と「派遣元」との「Win & Win」の関係性を実現する目的で、「派遣社員のキャリア形成支援」に重点をおいた事業を実施しています。このサイトでは、派遣社員の「自立的なキャリアデザイン」をサポートし、派遣社員の未来を育てるためのカウンセリングやコーチングなど、活用できるスキルや支援ポイントを12回にわたってお届けしています(会員ページ限定)。

キャリアカウンセリング資格取得のサポート

一般社団法人日本人材派遣協会の会員を対象に、キャリアカウンセラーの資格を取るための『キャリアカウンセラー養成講座』の受講料優待を行っております。

<待遇内容>

主催者名

特定非営利活動法人キャリアカウンセリング協会 株式会社日本マンパワー

講座名

GCDF-Japan
キャリアカウンセラー
トレーニングプログラム
キャリアコンサルタント 養成講座

講座紹介

★厚生労働大臣認定キャリアコンサルタント養成講習
★【人材関連サービス事業者様に高い評価&多数導入頂いているプログラムです】
■トレーニングは東京・名古屋・大阪・福岡で開催
東京毎月開講!(週末、平日コースあり)
名古屋・大阪・福岡も年複数回開講
(1)12日間の通学とホームワークのカリキュラム働きながらも無理なく通学可能
(2)アクテビティ(体験学習)が8割を占める実践的な授業キャリア理論・関連法規・論理なども体感的に理解が進みます。
(3)カウンセリングの授業が充実の6日間。専門相談者役とのロールプレイや専門講師による個別指導あり。
(4)キャリアカウンセリング協会実力判定試験を実施。
GCDF-Japanキャリアカウンセラー資格は、「キャリアカウンセリング協会実力判定試験」で一定水準以上の成績を修めるか、もしくは、キャリアコンサルタント国家試験の合格により資格取得手続きの審査が可能です。
(5)最先端の米国生まれ、世界16地域で展開:GCDFの資格は米国CCEより発行
GCDF-Japan資格者には、学習・仕事情報の配信ほか資格者向けサービスが充実。
国家技能検定対策講座を含め、プロのカウンセラー・スーパーバイザー(指導者)までの体系的な学習の場も提供。
(6)キャリアコンサルタント国家試験の合格を目指せるサポート体制
12日間の通学プログラムの修了後は、試験対策にも使えるキーワード集を配布。視聴期間中何度でも受験可能なWEBテストも利用可能。キャリアカウンセリング協会実力判定試験の結果も踏まえて選択できる国家試験対策講座のプログラムも各種実施します。
★【日本最大級のキャリアコンサルタント資格】
(JCDA会員数:約13,500人)
■北海道から沖縄まで全国24拠点で講座を実施
■最短で取得可能
(通信講座+通学講座10日間)
■通学できない日がある時は他のクラスへ振替が可能
■合格後のスキルアップの場が充実
(全国9支部、27地区会が地域の有資格者の方々の学びをサポート)
~CDA・キャリアカウンセラー・キャリアコンサルタントのコミュニティ~

派遣会社が共通で行なえる教育訓練プログラムコンテンツの提供

2015年9月30日に施行された改正派遣法では、派遣会社に「段階的かつ体系的な教育訓練等」の機会を義務付け、派遣社員の希望に応じてキャリア・コンサルティングを行い、それぞれのニーズに合ったキャリア形成支援を行うことが求められております。
そのため、派遣協会では、教育訓練プロジェクトを発足し、会員の皆様が利用可能な「教育訓練プログラム」を検討・開発し、会員向けサービスとしてインフラ整備し、提供しております。
また、「段階的かつ体系的な教育訓練」の例として、派遣就業経験を3段階に分類し、キャリア支援において「テクニカルスキル」「ビジネススキル」「キャリア研修」の各段階で求められる能力のレベルを設定しております。
2016年度、制作するコンテンツはStep1,Step2の一部を予定しており、順次、会員ページに掲載しております。

【JASSAキャリアカレッジ】
派遣労働者に適切に教育研修の機会提供を行うことを支援するために、JASSAが会員企業(その派遣元から就業している派遣社員)に対して提供する通信教育eラーニングサービスです。

詳しくはこちら

その他

ストレスは、さまざまな出来事がきっかけとなって引き起こされます。
あなたの身のまわりにストレス要因がないか、気が付かないうちにストレスに対する
反応がでていないかをチェックしてみましょう。

セルフストレスマネジメントに利用できる冊子コンテンツ

『こころの健康気づきのヒント集』

年金ミニガイド

派遣社員のフォロー業務における初動対処や予防のヒントをまとめた冊子コンテンツ

『事例で学ぶメンタルヘルスケアのポイント』

事例で学ぶメンタルヘルスケアのポイント
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